【投資初心者の必須知識】複利はすごい!72の法則と115の法則

はじめに

投資初心者向けの超基本的な72の法則とその応用についてのお話です。
逆にこれから投資を始めようかなという方は知っておいたほうがいい基本の便利な計算式です。

また、72の法則なんて知っているよという方は、3倍や4倍にする数字というのは知っていますか?
最後にそれもお伝えしていきます。

愛犬メル
これを知ると金利の感覚やお金のセンスを身に着けることができます!

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72の法則とは?

72の法則を一言で言うと、複利で運用した場合にお金が2倍になるのにかかる期間が分かる便利な計算式です。

単利の場合には使えません。

具体的な計算式と例を見てみましょう。

計算式


72 ÷ 運用利回り(%)= 資産を倍にするのに必要な年数(年)

これがよく使われる基本形です。

少し変形すると

72 ÷ 年数(年) = 資産を倍にするのに必要な利回り(%)

となり、資産を倍にするのに必要な利回りを出すこともできます。

具体例

こちらのグラフは利回り別に、資産を倍にするのに必要な年数を見てみました。

たとえば、グラフの一番上を例に計算してみます。
仮に7.2%の金融商品で運用できた場合、資産が倍になるのにかかる年数は72÷7.2%=10年となります。

逆にグラフの一番下の例を計算します。
0.001%で運用した場合に、資産が倍になるのにかかる年数は72÷0.001%=72,000年です。

7万2千年です!

途方もない数字になりますが、勘の良い方は気づかれたと思います。
0.001%というのは近年の銀行の普通預金の金利です。

銀行にお金を預けても、そのお金が倍になるにはこれだけの時間がかかるということです。
ネット銀行などでは条件を満たすと金利が0.1%なんてところもありますが、こちらも72÷0.1%を計算しても720年となります。

つまり、銀行に預けていてもお金は全然増えない!ということが明白です。

愛犬メル
ちなみに、この資産を倍にするのに金額の大小は関係ありません。
10円を20円にするのも、1,000万円を2,000万円にするのも、0.001%の普通預金では7万2000年かかるということです!

金融商品別に見る72の法則

では、具体的に金融商品に当てはめて72の法則を使ってみましょう。

金融商品 運用利回り(%) 運用年数(年)
普通預金 0.001 72,000
定期預金 0.2 360
個人向け国債 0.05 1,440
債券 0.5 144
株式 5.0 14.4

※ここに記載している利回りは1つの例として記載しており、金融商品や銘柄によっても異なりますので目安としてご覧ください。

3倍や4倍にする式は?

72の法則は資産を2倍にするのにかかる期間や年数を計算する式でした。
では、3倍や4倍にする式もあるのでしょうか?

あります!

3倍にするには115、4倍にするには144という数字を使います。

具体例はこんな感じです。

利回り5%の金融商品で運用した場合

  • 資産を2倍にするには72÷5%=14.4年
  • 資産を3倍にするには115÷5%=23年
  • 資産を4倍にするには144÷5%=28.8年

となります。

まとめ

さて、72の法則、とても簡単な式ですよね。

注意点は複利の計算の場合を前提としているので、単利の計算には当てはまりません。

投資を始めるならぜひ知っておいていただきたい知識です。
1つお金のセンスを身につけられたでしょうか?

皆さんのお金とココロが豊かになることを応援しています。

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ABOUTこの記事をかいた人

【Dynamic Creation合同会社の社長/お金とココロの応援隊長/FP×コーチング】 新卒で外資系金融機関に入社し、税務や商品の知識教育の仕事に従事したのちに独立。 預金残高2万円というピンチを経験したあと、法人設立。 自らの体験と、コーチング・心理学・行動経済学などから、投資や運用で物理的に豊かになることだけでなく、精神的にも豊かになることが大事と 実感。 「お金とココロ」について伝えることがミッション! YouTubeみさとーく運営中