この記事のもくじ
収入を増やすには？
終身雇用や年功序列で給料がアップする時代ではななくなってきたいま、副業（複業）や投資が盛んになっているように思います。特にコロナ禍では投資を教える学校のニーズが増えたなんてニュースも見たことがあります。
そうでなくても、手持ちのお金を増やしたい、お小遣いを増やしたい、毎月あと３万円あったら違うのに…と思ったことがある方も多いのではないでしょうか。
ファイナンシャルプランナー×コーチの河原后里です。
手持ちのお金を増やそうと思ったら方法は３つしかない
手元にあるお金を増やそうと思ったら、どんな方法が思いつきますか？
冒頭でお伝えしたような副業、投資などを考える人が多いのではないでしょうか。
いろんな方法がありますが、それらをカテゴライズしてあげると、実はお金を増やす方法と言うのは大きく分けて３つしかありません。（言い切ってみる笑）
それは
- 収入を増やす
- 支出を減らす
- お金に働いてもらう
というこの３つです。
こちらに関しては投資？副業？貯金？お金を増やす３つの大原則とはという別の記事で詳しく説明していますのでこちらをご覧ください。↓
７ポケットとは
さて、上記リンク先にも少し書いているのですが7ポケットという言葉は皆さん聞いたことがあるでしょうか？
７ポケットとネット上で検索すると、７つのポケットがついたクリアファイルなど商品の検索結果が出るのですが、そういったものではありません(笑)
正確には複数形で７ポケッツというのが正しいかもしれませんが、日本語では７ポケットのほうが親しみがあるように思います。
７ポケットという考え方
7ポケットという考え方を簡単に説明すると、７つの収入源を持ちましょうという考え方になります。なぜ収入源を７つも持ったほうがいいのか？
リスク分散のため
１つにはリスクを分散するためです。例えば、分かりやすく月の収入が70万あるとしたときに、1か所から70万円の収入をもらっているとすると、もしその勤務先が破綻した、解雇された（または取引先なら、取引がなくなった）と言う場合にはまるまる70万円の収入がなくなってしまいます。
でも、もし同じ月に70万円という収入でも、メインの勤務先からは月収40万円、別途月5万円のお仕事を６つ持っていたとしたら、合計で70万円になります。この場合、メイン勤務先が破綻した、解雇になったという場合でも、残りの６つのお仕事から月30万円の収入を得ることができます。
つまり、同じ収入を得るとしても、１つの収入源より複数の収入源を持っているほうがリスク分散できるということになります。
収入を増やしやすいため
もともと、収入を増やすというお話しでしたが、収入を今以上に増やしたいと考えるときに、先ほどの例の続きでいま月収70万円のお給料をもらっているとしましょう。
特に会社員や公務員の方ならなおさらですが、すでに月収70万円を貰っている状態から今以上に収入を増やすことは容易ではないと思います。
そのような状態のときに、いまよりも収入を増やそうと思うなら、少額でもいいので月3万円の収入を得られるビジネスを１つ始めてみる、それが安定したら次にまた月1万でも2万でも収入が得られるビジネスを始めてみる、とスモールビジネスをアドオンしていくのがやりやすいのではないでしょうか。
山崎拓巳さんの本「スゴイ！稼ぎ方」
実はこの７ポケットという語源や考えがどこから来たのかと調べてみると、山崎拓巳さんの「スゴイ！稼ぎ方」という本にたどり着きました。
本のリンクはこちら→お金のポケットが増える スゴイ！稼ぎ方
山崎拓巳さんから直接この7ポケットについてお話しを聞いたのか、本を読んだのが先だったのか定かではないですが、ウェブ上で見る限りは７ポケットという単語を明確に記載されて説明しているのはこの山崎拓巳さんの本なのかなと思います。
上記に記載した7ポケットの考え方もこの本の中に書いてあるお話しを元に書かせていただきました。
ちなみに「スゴイ！稼ぎ方」は私も拝読しましたが、ご本人の原体験が書かれている部分が面白く、ビジネスのアイディアっていろいろあるんだなと思いました。
アメリカのお金持ちの収入源は７つある
この７ポケット、山崎拓巳さんの本の中にはリーマンショックの際にアメリカで台頭した考え方というような記載がありました。
もう少し詳しく知りたいと思って調べてみると、面白いことを発見しました。
アメリカのIRSという、日本の国税庁にあたるようなアメリカ合衆国内国歳入庁のレポートによると、多くの億万長者は７つの収入源があるそうです。
英語では7 streams of income または 7 income streams（７つの収入源）という言い方をしているようで、その単語で検索すると引用記事がたくさん出てきます。
７つの収入源とは
では７つの収入源とは何のことなのか？
- 所有株式からの配当収入
- 給与からの収入
- 賃貸不動産からの賃貸料
- 自分が書いたまたは発明したものを使用する権利を販売することによるロイヤルティ
- 評価された資産の売却によるキャピタルゲイン
- 彼らが所有する事業からの利益
- 貯蓄、CD、債券、またはその他の貸付活動からの利息
原文では下記のように書いてあります。
According to the IRS, most millionaires have these seven income streams:
1.Dividend income from stocks owned.
2. Earned income from a paychecks.
3. Rents from rental real estate.
4. Royalties from selling rights to use something they’ve written or invented.
5. Capital gains from selling appreciated assets.
6. Profits from businesses they own.
7. Interest from savings, CDs, bonds, or other lending activities.
これを見て感じたのは、やはり労働による収入（勤労収入なんて言いますが）それはもちろんのこと、それ以外の財産所得と呼ばれるような金融資産による収入が入っていますね。
収入を増やすためには投資が必要なのか？
では、収入を増やすには投資は必要なのでしょうか？
私は収入を増やす手段として投資はとても有効な手段だと考えています。
なぜなら、日々何かを売ったり買ったりするような短期的で投機的なトレードではなく、長期に行う積立の分散投資であれば、自分は自分の仕事や趣味などの好きなことをしながら、投資を１つの収入源として７ポケットのうちの１つとして、収入源を増やすことができるからです。
他にも投資を行うメリットなどはいろいろとありますが、なぜ投資が有用なのかということを先日、お話しさせていただく機会がありました。
先ほど紹介した「スゴイ！稼ぎ方！」の本の著者である山崎拓巳さんが主宰されるコミュニティ内でゲストとしてお招きいただきオンラインでFacebookによるライブ配信（ZOOMにて）を行いました。
そのときのライブ配信の内容を、私の公式LINE登録者限定で配信いただく許可をいただきました。
ご興味ある方はこちらからLINEに登録いただくとYouTubeにて当日の配信内容が視聴できます。
LINEには無料で登録いただけますので、登録後すぐにメニューバーから視聴することが可能です。
収入を増やすには？動画のお知らせ
動画の内容は山崎拓巳さんとのトークをはさみながら、収入を増やすためのお金とココロについてお話しさせていただいています。
動画全体は50分、うち収入を増やすことについてお金とココロをテーマに30分ほどでお話ししております。
YouTubeですので倍速再生や、チャプターへ飛ぶことが可能です。
動画の内容は
- スゴイ！稼ぎ方について
- 自己紹介と本日のアジェンダ
- ７ポケットとは
- ミリオネアの収入源とは
- お金を増やすための大原則
- 日本人は投資が苦手
- 投資は分身の術
- 毎月1万円を積み立てると？
- 収入を得るための４つのモデル
- お金を稼げば幸せか？
- お金と幸福度の関係
- お金のIQとEQ
など。
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