幸せなお金の使い方とは?幸せホルモンオキシトシンが出るお金の使い方

はじめに・この記事で学べること

大量生産、大量消費の物質的な豊かさを求める時代は終わってきたように思います。
時代がどんどん変わってきていますよね。

時代が変わると言えば例えば、

終身雇用もなくなり
副業も自由になり
我慢や長時間労働が美徳とされていた昭和な空気から
自分らしさとか多様性が尊重されるようになったり
ジェンダーレスな考えも浸透してきたり

などなど・・・。

そんないまの世の中にとても大事な示唆を与えてくれるのが私は「幸福学」だと感じました。
え!幸福学なんて怪しい!と思いますか?笑

これは宗教でも精神論でもなく、幸福を科学した学問の分野のことです。
ぜひ、お金と幸せを考えるうえでは外せない幸福学について知ってみて下さい。

この記事について聞き流したい方は動画でご覧ください。
※動画は約7分で視聴できます!倍速なら約4分です

幸せを感じるお金の使い方

幸福学界隈で研究されているお金と幸せの関係についてぜひご紹介したいものが2つあります。

①他人のためにお金を使う

②モノより体験にお金を使う

 

この記事ではまず①について説明します。

②についてはこちらをご覧ください。

①他人のためにお金を使う

エリザベス・ダンの「幸せでお金を買う5つの授業」

エリザベス・ダンさんの「幸せでお金を買う5つの授業」という本があります。
残念ながら廃版になってしまっているのか、紙の本を新品で買うことはできず、中古でしか見かけることができません。
ただ、kindleでは販売されているので電子書籍で読むことができます。

彼女のお金と幸福に関する研究結果はこの手の本の読むと、多くの本で引用されています。

この本の中に記載されている幸せなお金の使い方の1つは、
他人のためにお金を使うです。

他人のためにお金を使うとオキシトシンが分泌されるそうです。

オキシトシンとは?

オキシトシンとは?

幸せホルモンの1つで
・ハグ
・動物と触れあう
・友人との楽しいおしゃべり
などで分泌される。

たとえばギャンブルで当たりが出たときに分泌されるドーパミンは幸福度が瞬間的に上昇するが、オキシトシンは幸福がある程度持続する。

 

寄附をしてみた話

他人のためにお金を使うというのは、プレゼントや寄付が一番代表的かもしれませんね。

私自身もいままで寄付と言うのは赤い羽根募金、緑の羽根募金、ふるさと納税、クラウドファンディング、古着の寄付・・・などをしたことがあります。

でも、比較的最近初めてと言っていいくらい

・(ふるさと納税やクラファンのように)見返りもなく
・(赤い羽根募金のように少額ではなく)私にとっては大きなまとまった金額

を寄付したんです。

寄付をした後の気持ち

そのときの気持ちというのは言語化しにくいのですが、自分にもちゃんと寄付ができた!という幸福感がありました。

というのは、過去の私はいまはまだ収入も少なくて貯金などで精一杯なので、もっとお金を稼いでから寄付をしようと思っていたこともありました。

でも、今回寄付をしてみたあとも、自分の生活ってなんら変わらなかったんです。
もちろん、寄附したら生活が困ってしまうようなそんな大金を寄付していないので当たり前といえば当たり前です。(むしろお恥ずかしいくらいの少ない金額です。)

つまり、このお金(=寄付した分の金額)がなくても私の生活には支障がないし、QOLも変わらないなと感じたんです。

語弊がある言い方かもしれませんが、恐れずに思ったままを言語化してみると、寄付ができるだけ私は豊かであるとも感じることができました。

私にも寄付ができるじゃないか!

この経験は私には1つの経験になりました。

愛犬メル
ちなみに、本田健さんのhappy moneyにもエリザベス・ダンさんのこの話が引用されていたのですが、本田健さん自身も買い物に行ったら自分たちのものではなく、人へのプレゼントばっかり買っていると書いてありました。

人にお金を使うのは実は自分のため?

情けは人の為ならずということわざには、「人に情けを掛けておくと、巡り巡って結局は自分のためになる」という意味がありますよね。

寄付やプレゼントって相手を幸せにするのではなく、実は自分を幸せにする1つの方法なのかもしれないと思いました。

過去の私のように、「お金をたくさん稼げるようになったら寄付をしよう」ではなく、少額でもいいから無理のない金額を寄付してみることは、何か自身の考えや体感を変えるきっかけになるかもしれません。

寄付を割合で決める

寄付の金額は、金額の大小の問題ではないと思うんです。
たとえば、収入が1000万円ある人が10万円を寄付するのと、収入が400万円の人が10万円の寄付をするのでは収入に対する割合が違うので、インパクトがだいぶ違いますよね。

でも、じゃあ収入が1000万円になったら寄付しようではなく、収入が400万円だったとしても寄付する金額を10万円ではなく、500円でも1000円でも負担のない金額から始めてみたらいいのではと、そんな簡単なことに私はあとから気づきました。
たとえば、収入の1%みたいに割合で決めるのでもいいですよね。

もっとお金を稼いでから寄付しようと思っていた若いころの私に言いたいです。
「じゃあいったいいくら稼いだら寄付できるの?」と。

まとめ

今回は幸せなお金の使い方として、他人のためにお金を使うという方法をお伝えしました。

他人のためにお金を使うことで、オキシトシンが出るなんて驚きですよね。
みなさんはどんな方法で、誰のためにお金を使いますか?

次のモノより体験にお金を使うの記事もあわせてご覧ください。

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ABOUTこの記事をかいた人

【Dynamic Creation合同会社の社長/お金とココロの応援隊長/FP×コーチング】 新卒で外資系金融機関に入社し、税務や商品の知識教育の仕事に従事したのちに独立。 預金残高2万円というピンチを経験したあと、法人設立。 自らの体験と、コーチング・心理学・行動経済学などから、投資や運用で物理的に豊かになることだけでなく、精神的にも豊かになることが大事と 実感。 「お金とココロ」について伝えることがミッション! YouTubeみさとーく運営中